安心安全な学校給食の提供のために

伊藤 淳一

池内 稔
仙台米飯株式会社は前身である仙台米飯給食事業協同組合が1981年(昭和56年)、学校給食における米飯の導入に伴って、宮城県学校給食会から委託され学校給食の委託炊飯工場としてスタートしました。その後、東日本大震災や少子化等目まぐるしく変わる社会情勢に合わせ、令和3年に株式会社へ組織変更し現在に至ります。
弊社は学校給食専業の炊飯工場として、仙台市内小中学校の子供たちへ米飯給食の安心・安全・安定供給をめざし、仙台市及び宮城県学校給食会のご指導の下、約半世紀にわたり給食の提供を行ってまいりました。
炊飯専業ならではの設備、製法へのこだわり、ノウハウはもちろん、給食事業での品質、衛生面での要求に応える体制づくりを、日々の子供たちへのご飯の供給により培ってきました。
また、私たちは給食のごはんを「温かいまま運ぶ」事も大切な使命だと考えています。学校給食は大切な食育の機会ではありますが、子どもたちが楽しみにしている学校生活の1つであると思います。子供たちがおいしく給食を食べるためにも、できるだけ温かいままご飯を提供することが必要だと思っています。
これからも私たちは安心安全な学校給食を安定して提供するために、高い使命感をもって取り組んでいきたいと思います。